日ムシ-文置き場
2007/12/08 (Sat) 00:52:52
☆続き
虞「他所でやれと言っているんだ!!!」
庭一面、火の海
漫画のごとく全員一度黒コゲになりすぐ元に戻る
陸「ごめんなさい…僕は周瑜殿に無理矢理!」
呂「く…流石は私の好敵手…」
朱「あれ、俺おーとしか喋ってないんじゃ…」
孫「数合わせだから…」
朱「ありえない!」
孫「あ…」
なんだか皆目が覚めたようにぞろぞろと出て行った
虞「はぁ…はぁ…」
泰「…お疲れ様」
虞「…ったく、朝からなんでこんな…」
泰「いやぁ、楽しかったよ、虞翻先生あんなに怒ったの見たことなかった!」
虞「… … …寝る」
泰「えー、遊ぼうよー」
虞「帰れ、俺は疲れたんだ」
泰「なんだ、つまんないのー…ん?」
迫り来る銀髪
虞「…なんですか」
瑜「あれからまた場所をタマちゃんの見える川公園に移してやったのだが…
どうしても皆虞翻の火計が忘れられないと…」
虞「… … …」
瑜「だから優勝!」
泰「わー、虞翻先生おめでとう!」
虞「…ネーミングが時代遅れだから断る」
瑜「くー、そういうなよ、周姫だってこうやって…」
姫「… … …」
瑜「ほら照れるなって周姫、そんなに頬を赤くして…ちゃんと先生にご挨拶を…」
姫「策を使います!」
瑜「ぎゃーす!」
虞・泰「「… … …」」
結局一番の被害者は、周姫なんだな
いつものことだけど、可哀想だ、あんな親父で
姫「ご心配ありがとうございます、父の我侭に付きあって頂いて…申し訳ありません」
虞「あんたが気にすることじゃない」
姫「…いえ…でも…私を想ってやってくれた事だし…」
泰「大丈夫、俺達も慣れてるから」
姫「…本当にありがとうございました…ではこれで…」
…
泰「いや、家族愛っていいねー」
虞「は?」
泰「だって、私を想ってやってくれたこと…って!ちゃんとパパのこと想ってるんだねー」
虞「…テイクアウトはしていくべきだと思うがな」
泰「?どゆこと… …あ」
二人の視線の先には、黒コゲのままの周瑜がいた
終