日ムシ-文置き場
三国志大戦:呉4-2 - 哀羅イラ
2007/12/27 (Thu) 23:23:03
☆続き
…てことで、元気よく5人は出発しました
目を細めてそれを見送る孫堅、にやりと笑うなエロいから
…あれ、なんか鈴の音が…
「おやじ!たいむあっぷって何なんだ?!」
…はい、行ってらっしゃい
知識の一つ増えた孫策は意気揚々と再出発
「ば・ん・ゆ・うううーーー!!!」
…怪我、しないでね
………まぁここにいても暇なので5人の様子を垣間見てみましょう
…おやおや、あれに見ゆるは周瑜さんではないですか
「周姫!周姫…は…やっぱり今時は『うぃーふぃっと』がほしいのか?!
それともぴーえすすりー…いやいや!我が娘がそんなもの…
じゃぁ何が欲しいんだろう…本人に聞いてみたら『言うことを聞くお父様』とか
わけのわからないことを言い出すし…わからん…年頃って難しい…」
配達しろよ
あとの4人はなんか無難に普通に仕事してたんで中略
…
「ただいま戻りました」
「虞翻か、お前にしてはずいぶんかかっていたようだな」
「私にしてはとは…このようなことした覚えはないのですが」
「はっはっは、いやなに、びゅーんと行ってびゅーんと帰ってくると思ってたからな」
「…そのつもりでしたけど」
「うむ、とにかく一番乗りには褒美をやろう、…わんかっぷか、ピンクのドンペリか」
「なんで1か100かしかないんですか?」
「嫌いか?」
「そういうわけでは…」
「ただいま戻りましたが行ってきます!」
「周瑜!お前にしては随分早いな、直帰すると思ってたのに」
「いや、そのつもりで…」
「まぁまぁ皆まで言うな、こっそり枕元においてきたのだろう?
さぁゆっくり休め、ホレ、ワンカップ」
「(二位以降には有無を言わさずワンカップなんだ…)」
直帰したいのは山々だがもともとの性格が災いして帰還報告をする周瑜
そのまま周姫のもとに向うつもりが孫堅に捕まる
そのころ周姫はというと…
「…太史慈さま、私のために…?」
「うーん、まぁ、そんなところかな」
「嬉しいです… …お父様は何をしているのかしら、
折角こんなステキなサンタさんがいらしているというのに…」
「あ、いやそれは…俺トナカイだし」
「クリスマスだというのに仕事仕事って…私の事なんか…
きっと、どうでもいいんです、忘れてしまっているんです」
「そ、それは違うよ!」
「じゃあどうして今私の手作りケーキを食べてくれていないのですか?」
「う、それは…殿が…」
「男の人っていつもそうです…社長がとか、部長がとか…
言い訳ももう少しひねってみたらどうです!」
「いや…ホントに周瑜どのは今忙しくて…」
「どんなに忙しくても家庭の行事には必ず出席しろと…
孫堅様はいつも言っているではありませんか!自分が家族大好きだから…」
「うーん、それはそうなんだけどね…」
「…私も…孫堅様のようなお父様がほしいです…」
「………(汗)」
「…もういいです、お父様よりもっとカッコいいサンタさんが来て下さいましたから
太史慈さま、これ…食べて下さい、父を待っていたら悪くなってしまいます」
「え、あ…うん、ありがとう…トナカイなんだけどな」
今のことは絶対に黙っておこうと、
いつのまにかココロまでトナカイに成り下がった太史慈は心に誓った
小さいながら柊とサンタクロースののったケーキを頬張りながら
続
かいせつ、 - 哀羅イラ
2007/12/27 (Thu) 23:24:39
完全なる見切り発車2
さて、ちゃんとに落ちるでしょうか?
とりあえずは周姫と周瑜のすれ違いができたから満足
さて、ちゃんとに落ちるでしょうか?(切実