日ムシ-文置き場

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三国志大戦(呉)とかFE(リアネサ)とか諸々の文を置く非公式な場所、コメント歓迎、荒しさんはヤメテクダサイ。

二周年記念文-中 哀羅イラ

2008/01/05 (Sat) 00:04:37

☆続き


「ぐほんせんせーっ!」

フスマが軋む、そして外れる
周泰がくると、いつもこうなので慣れっこだ

「今日のこと知ってる?」
「知ってる」
「行くよね!答えは聞いてない!」
「…おい」
「あれ、太史慈、いたの?」
「うん…」

また五月蝿くなりそうだ
太史慈は勝手に今話してたことを話した

「そっか…虞翻先生げとなんだ」
「げとじゃないってば、げこ(下戸)だよ」
「…また難しいボケ方を…」
「うーん…そっか…でも飲みたいし…でも…うーん…」

なんだか真剣に悩み始めた周泰
なんだかもう、段々面倒臭くなってきた


少しずつ、空が朱く染まっていく
もうそろそろ酒宴が始まる時間だと言う
まぁ…行く位はしようかな
会場につくと、豪勢な料理が机に置かれていて
後ろの方にはタルごと酒が並んでいた
そして…なんだかもう出来上がっちゃってるっぽい孫家

「わー!これが泰の御頭付だね!」
「お前の頭ついてても嬉しくないな」
「尾頭付だね…」
「おお、3人とも、遅かったじゃないか、飲め飲め!」
「「「(((げ!)))」」」

殿に捕まった…と思った瞬間
後で大喬どのが殿を呼んだ

「お義父様、3年目になってもよろしくお願いしますわ…さぁ、杯を…」
「おお、すまんなv」
「…だ、大喬さん、ナイスです!」
「いいから逃げるぞ太史慈…」

こそこそと逃げ回って…すみっこに座る
いつの間にか周泰は孫権殿に、太史慈は小喬殿に捕まっていた
…また、一人になったな

別に寂しいわけじゃない
…ただ…

まぁいい、戻って隠しておいたのを飲もう
こっそりフスマを開けて、見つからないように自室に戻った

「ふぅ…」

一息ついて、何気なく鳥カゴの方を見る
エサを探しに行ったか、ここより気持ちのいい寝床を見つけたのか
カゴの中に雲雀の姿はなかった
台所の陰になる所に、一升瓶が置いてある
月明かりでうっすらと外が明るい
満月にはまだ早い月を見上げながら一人で飲んでいた

かいせつ、 哀羅イラ

2008/01/05 (Sat) 00:15:02

寂しいけどこれでいいと思ってる虞翻
孤独好きの寂しがり屋、でも人来るといやーん
…ツンデレ?(また言ってる
そういう意識はしてないけど…そうなってますかね?(誰に聞いてる?

まだ続きます、でもセリフが多いから読み易い
…はず(微妙な自画自賛

でも今回セリフ少ないね、セリフ以外が長いな

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