日ムシ-文置き場
FE暁:リアネサ15 - 哀羅イラ
2008/05/14 (Wed) 22:12:04
☆暁ED後かなぁ…適当、ネタバレはなし
「ね、ねさら」
「ん?」
「すき、ゆって!」
「………は?」
『コトバのカベ』
少しの間
ゆったりとした風が吹き抜けていった
ネサラの頭の中はそんな悠長なことを考える余裕などなく
一つの考え…
何故こいつはこんなこと言い出したのか
ということだけがめまぐるしく回っていた
「わたし、ねさら、だいすき!
でも…ねさら、すき、いってくれないの…さみし」
「…はぁ」
「だから、ねさらにすきっていってもらいたいの!」
「お前な、そーいう言葉ってな…」
「はやくー」
「聴けって」
「ん」
「そ…そーいうのはむやみやたらに言うもんじゃねーんだよ」
「むやみ、やたら?」
「あーなんだ、何度も何度も言うもんじゃねぇってことだ
それに口で言うだけがそいつの心ってもんじゃねぇって知ってるだろ?」
「…なんども…ちがう、ねさら…いちどもいわない」
「…ってもなぁ…」
「…ねさら、わたし…きらい…?」
「わ!ば、バカ泣くな!なわけねーだろ!」
「……すき……いってほし…」
「… … …」
「おねがい!」
「~~~っ」
ネサラは言葉だけが気持ちじゃないって何度も説明した
リアーネはとうにそんなこと知っていた
「そ、ね…ことばより、ねさらのかお、たのしいもん…」
「…なんか言ったかよ」
「ううん…ね、はやくー」
「だから……っ!」
目を覚ましてから3年といくらかの時間
リアーネはネサラで遊べる位に成長していた
終
かいせつ。 - 哀羅イラ
2008/05/14 (Wed) 22:17:04
お、終がついてるのとついてないのとある!;
まぁいいや
日記の方で考えた『照れやさんの6のお題』
その1、コトバだけが気持ちじゃない
ネサラ視点のつもりが私には珍しい第3者視点
…照れやさんの、だからネサラ視点の予定だったんだけど…
こーいう時に限って!
まぁいいや、次はツァイエレです