日ムシ-文置き場
FE暁:リアネサ20 - 哀羅イラ
2008/11/11 (Tue) 23:40:27
☆暁PED後、時期モノ(ポッキーの日…
とある平日の夜
俺はいつもの仕事を終えて帰宅する
「ただいま」
「おかえりなさい。ごはん?おふろ?」
「ん、風呂で」
「わいてるよ」
「ありがとう」
毎日同じことの繰り返しもこんな嫁と一緒なら退屈しない
風呂を出て飯を食って…なんでもない時間を過ごす
『甘い甘いお菓子 ~折れないように』
「ねさら、おやつなの!」
「ん?」
差し出された細く黒い棒
バターを練り込んだ生地を棒状にして焼き上げ、チョコレートをかけたもの
まぁ、ポッキーとか呼ばれる巷の菓子だ
「どうしたんだ?それ。珍しいじゃないか」
「えへへ、きょう、なんがつの…なんにちか、しってる?」
「11月11日」
「ぽっきーのひなんだよ!」
「へぇ」
「だから、かったの、いっしょにたべよ!」
手に持った黒い棒をひらひらとちらつかせるリアーネ
じゃあ、もらおうかな
リアーネの持った方と反対側の先を咥える
と
はくっ
リアーネが自分の加えているのとは逆側の先を咥えてきた
「!!」
驚いた顔を隠すために顔をそむける
ぽきりと情けない音を立てて咥えていたポッキーが折れる
「あー!」
「あー、じゃない、何するんだ」
「こうやって、たべるもの」
「間違った知識だから、それ」
「えー…」
「… … …」
「ん…まちがってても、いい」
「え」
「ふつうにたべるより、たのしいよ?」
「はぁ…」
「だから、はい」
「はいって…」
二本目。
まぁ…差し出されるままもう一度…
今度は、離さないように
しっかり首と顔を押えられている
さく…
リアーネの方からひとくち、顔の距離が近づく
俺は座高が合わないので無理な姿勢になるリアーネの背中を支えてやる
さく、さく…
少しずつ、少しずつ…
折れないように、互いの距離を縮めて行く
…さく……さく
…顔が近くなって行く内に俺は考えた
……この『お菓子』は…
…何処まで食べていいんだろうな
終
かいせつ。 - 哀羅イラ
2008/11/11 (Tue) 23:42:57
全部食べられます(殴打
現代ぱろ…って言うのかな…
あとはもう何も言うことないです、満足!(どへんたい