日ムシ-文置き場
三国志大戦:呉9-2 - 哀羅イラ
2009/04/09 (Thu) 22:11:36
☆続き
罪悪感。
なんとか自分の形を取り戻した呂蒙殿をひきずって部屋を出て行く小喬殿を
俺は何もせず見送った
何も、できなかった
変なプライド、別に…酒が飲めないわけじゃない
急に脱いだり抱きついたり、酒癖が悪いわけでもない
でも、人前で飲むことが、ただ嫌で
もうそんな意地を張ることもないのに…
此処が、孫呉が俺の居場所だって、わかってるはずなのに
何処へ行くわけにもいかず、部屋でただ黙っていると
肩にいなくなっていたはずの雲雀が帰ってきた
…
なんか…さては、この匂いは…
「お前…もしかして、酒…飲んだのか?」
ほんのり赤みを帯びた顔を縦に振る
「…そうか、大方花見をしてる連中にわけてもらったんだろ」
もう一度首を縦に振ると、さっき太史慈が置いて行った酒瓶の上にとまった
「まだ飲みたいのか?仕方ないな…」
…
『虞翻はホントに、鳥さんしか友達がいないって』
…小喬殿…
まったく、いつもホニャララしてるくせに
いつも…正しいこと言うんだ
悔しいけど、花見をしに部屋を飛び出す勇気のない俺には
その言葉は正しいとしか言いようがない
御猪口と自分用の盃に酒を入れて、軽く乾杯した
「…あ、ホラやっぱり鳥さんと飲んでるよ!」
「ホントだ…周泰すごいなー、流石自称大の仲良し」
「自称じゃないんだなーこれが」
「うんうん、俺と周泰で3人で飲んだことあるし」
「えーっ!ずるいよ、私もーっ」
「僕もー!」
「孫権殿は…やめた方が…」
「どして?ちょっと位いいじゃん、無礼講だよ」
「そういうことじゃなくてな、呂蒙…」
「なーんか、楽しそうだなー」
「やっぱり、私たちの所は…居心地が悪いのでしょうか?」
「そんなこと…」
…
そんなこと、ないですよ
こんなに打ち解けてもらって…居心地も何も…
ありがとうございます、俺は今までで一番…幸せです
「…なんて、言えるかぁあああ!!!」
「「「ぎゃああああああ!!!」」」
見境なく、燃やしてしまった
まったく…
…このお祭り騒ぎも、らしくて楽しいのだが…
ぶすぶすと煙を出す孫呉の武将達の中で
一人佇み、思ったのだけど…
自然に出た笑みを見ていたのは
唯一の友達である、雲雀だけだった
終
かいせつ。 - 哀羅イラ
2009/04/09 (Thu) 22:33:30
虞翻総受け祭終わり(総受け言うな
じゃ、虞翻モテモテ祭(コラッ
草葉の陰からのセリフは…
周泰→孫策→周泰→太史慈→小喬→孫権→丁奉
→呂蒙→孫堅→呉国太→大喬→周瑜
かな?(今考えた
セリフ回しが微妙に違うから…
文置き場にごこくたどのはあんまり出てきませんね
虞翻、周泰、太史慈、孫堅は常連
あとは小喬…将軍とか?
もっともっとオールキャラで書きたい!
前みたいにカケイスト限定戦でもいいけど(+周泰だったけど、笑